2013年1月22日火曜日

Single devotion.



本日1月22日(火)は

ADK×マスメディアンのセミナーであった。

その中で非常に印象的な話があったのと

先日メモったことと合わせて記しておく。

Must=しなければならないこと、
Will=したいこと、
Can=できること。


リクルートやビジネス思考セミナーや
某仕事論なんかでよく使われるアレだ。

言われ続けて久しい。
しかし、今日はそれが胸に刺さった。

“就職活動中or入社したてでMustばっかりの時期に
Willを持ち続けていられるか。

持ち続けていられる人は強い。


そうこうしているうちに
Canの領域が拡がり、

Willに挑戦していくことができる”

と。

「脱社畜」とか「ノマド」とか「86世代」とか
「ワークライフバランス」とか。


いまだに精神論掲げてなに考えてんの?
自分らしさ万歳!好きなことして生きてく!
言説が溢れてる気がしてて。(人の価値観だから否定はしない)

ちゃんと自分の中でやるべきことをやってる人が

言ってるのであればなーんも問題ない。

問題なのは、その言説を真に受けて(焦っているからこそ?)
自分の中でもきちんとやるべきことが出来てない状態で
やれ自分らしく!やれ好きなこと!とか抜かしてる人が多いってこと。

ぬるいじゃん。それ。

やらなきゃいけないことを

当たり前にやれるようになるまで相応の時間が必要。

その時間をきちんと過ごさないと、
なんとなく自分の意志で出来る領域が拡がっていかない。

自分の意志で出来る領域が拡がらないまま
Willを追いかけてしまうと、
とてつもなく中途半端な人間になってしまうよねってハナシ。

目の前にあることから逃げて

自分のやりたいことだけやっている人間が
果たして素敵な仕事ってできるのかしら?

ぜってーできねーしとか思ってたら、
ふと先日のB&Bのイベントで電通の樋口さんが
おっしゃっていたことを思い出した。


“良い仕事に効率の良い働き方って必要ですか?”


そうだ。
いまこの国では企業も学校も地域も個人も家族もみーんな課題を抱えてる。
課題先進国とか言われちゃって。笑ってる場合じゃねーす。


そんななか。広告会社って。

困った➝どうやって課題解決を実行すんの?
をしてると思ってる。

何が本当の課題なんだろう?って
誰も気づいてない課題を見つけるのにまず一苦労し。

そのあと世の中の人たちに伝わるカタチで
見つけた本質的な課題を解決してかなきゃなんない。

採用活動も、広告キャンペーンも、人材育成も、
プロジェクト開発も、ビジネスプロデュースも、
それぞれの問題を解決して対象にイチバン伝わるカタチって
何なんだろうってことをひたすら考えないと。

だから。
方法論とかノウハウなんて世の中溢れてんだけどさ、都合が良いよね。

本を読んでも出来るわけじゃない。

そういう意味では。
俺の学生に対する説明の仕方はぬるさを含んでるよね。
多少回り道してでもひたすら向き会おうと思うよ。

ということで、ハナレグミ。ハンキーパンキー。
たのしいと。素直に言えるだけでいいんだよ。と。