2013年5月22日水曜日

Deinstitutionalisation.

“人生、ここにあり!”

昨晩ひとり観て泣いた。寂しいけれど最高。


まさに最近気になってる“環境や機会”という意味でも
“脱施設化(Deinstitutionalisation)”という意味でも。



昼間。

キャリアビジョンtype®
インターンシップ•ラボ in 東京
というイベントに行ってきた。

2014年度の採用がまだ続く中、
2015年度のインターンのハナシ。

出展企業は外資、ITベンチャー、コンサル、金融など27社。
学生は in a typical dark suit.

参加する理由や意図を
ひとりひとり聴いて周りたかったですな。

そのセミナーの帰り途。

駒大の方が書いた
「電通に就職したい」という学生からメールが来たので

というブログ記事を読んでた。

ふと大学生の頃所属してた国際環境ゼミの先生に、
“なぜこの研究に人生を掛けるのか?”
と聴いたことを思い出した。

当時ぼくの疑問の背景にあった大きな関心事は
一体どうすれば世の中に散らばる数多くのテーマの中から
“国際環境”というテーマをひとつだけ選ぶことができるのか?ってこと。
先生よく選べんなーと。

先生曰く。
自分がイチバン興味のあることを研究し続けていたら今の仕事になった。

もともと哲学あがり→大学にて国際環境専門→企業勤め→またもや大学教授。

当時はわけがわからん、
軸すらねーやとか思ってたけど(失礼)。

いま振り返れば1つの答えではあるなと。

あるテーマを掘り続けていくと否応無く様々な分野に跨っていくし、
結果的にコア分野を持ちつつも幅の広い考えに繋がっていく。

だから。

軸は自分の興味関心に合わせて柔軟にカタチを変えていくことになるし
可能性に対してオープンでいることが、結果的に自分のテーマに
なるんだろうなとか思った次第。

ブログの先生曰く。
“社会を幅広く知るのは就職活動の基本”と言うけれど。

なにも“就職活動”に限ったハナシでもない。

WEBサービスにしろ、起業ネタにしろ、
事業創造にしろ、就職活動にしろ。テーマが見つからない!!!

って場合は、まずは世の中に散らばる多くのテーマに
目を向けることから。なんだろう。

そん中でやりたいことや興味感心を持てるもの、
成し遂げられる環境が見つかればラッキー!ぐらいな感じで。

目を向けていろいろと探したり脇道こみちを歩き回ってるうちに
ふと見つかったりするんだろう。

初めから全部決まってる人なんて
未だ嘗て出会ったことがない。

先に企業ブランドありきとかもったいないと思う。
ブログの学生だけではなく大多数の学生も
今もむかしも似たようなスタートだと思う。

人によってなんとなく自分のテーマこんなんっ!
てのが決まるタイミングに遅い早いの違いがあるのは当然。

しかし。
「大学3年生になったら考えること」ってハナシでもない。
いつ初めても早くないし、遅くない。

むしろ過去の活動や経験、判断や言動の積み重ねが
既に各人を創ってる。

ということは。
やっぱ“早期”とか“通常”とかって企業や国の意向で個人の
仕事や就業観形成の時期を“設定”するってこと自体に無理があるのかもなぁと。

早すぎ/遅すぎは問題じゃないんだから。
むしろ自分の人生とか就業観とかに
向き合ったり話したり観たり聞いたり触れたりする機会が
大学3年生になるまでほぼほぼノータイミングってことが問題で。

ブログを読んで思ったこと。
それは。

各人がほぼほぼ出来上がるタイミングまでに、
もしくは人は一生出来上がらないから常に。

各人が自分の人生や仕事、就業観を形成していく一助になるような
“環境や機会”を用意できるといいなぁ/したいなぁってこと。

既に固まっているかのように見える固定観念や通念という名の“施設”をブチ壊すっていう
“脱施設化(Deinstitutionalisation)”。

・・・。


ゼミの先生に
久々に会いに行くかなっ。



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