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2012年9月12日水曜日

Athletic.


30手前にして
黙るしかなかった。
Just before getting 30 years old,
I couldn't say anything.

完全に圧倒された。
I was entirely overwhelmed.

そして思い出した。
And I recalled.

悔しいから。
嫌われても。
誰よりも練習した。
I practiced much harder than anyone else 
even if I got disliked by everyone, because I didn't want to lose.

誰かの為じゃなくて
It was not for anyone else,
全部自分の為だった。
it was completely for me.

あまさや誘惑なんて
気にも止めなかった。
I didn't care about any temptations.

だせェし全部無駄だと
思ってたから。
Because I thought it's so lame and useless.

だから迷わなかった。
So, I didn't get lost.

何時の間にか受け入れてた。見失ってた。
But I contented myself with my days 
and lost my way before I knew...

悔しいと思うことを。
...without feeling vexed.

アスリートと同じく。
In the same way as an athlete,

金輪際一切の妥協を許さず
厳しさを求めることにする。
I'll never permit compromise,
and demand strictness.

2012年7月17日火曜日

What is Global Person?





『秋入学と人材育成を考える』シンポジウム
とやらに参加してきた。

秋入学のハナシよりも人材育成を考える
パネルディスカッションの中身が興味深かったので記しときます。

以下、パネルディスカッション参加者。

古川元久氏:国家戦略担当内閣府特命担当大臣
・葛西敬之氏:東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長
・小島順彦氏:三菱商事株式会社取締役会長
・清水孝雄氏:東京大学理事副学長
・早坂礼子氏:産経新聞東京編集局経済本部編集委員

名前を見るだけでもそうそうたる面子
がそろったなという感じでしたが。

各人。
産官学を代表する方々で。
中身も充実してました。


古川氏曰く。
今までは正解があるものを覚える教育をしていた。
いま求められているのは正解がない問いにたいしてどう正解を導くか
小学校・中学校の時代から答えのない中でどう考えるか。

大学教育/企業の採用そのものを考え直す必要がある。と。


いくつか印象的なお話を。


【まず。グローバル化が進む世の中で日本人に必要な要素って?】

以下3つの大事なポイントがあると。

①外向き(積極進取)の気性
→独立自尊・ルールを創る・自己評価する


『実学』と『人間学』
→教室では教えられない人間交流・読書・自然との交流

特に小学校からお受験体制におかれ、
中高一貫校で育つという典型的(?)な日本の教育環境では、
準備に時間を取られすぎていて実学どころではない。とのこと。

小学校~中学校の間に人間学の種がまかれているので
初中等教育期に十分な時間を割くべきだと強くおっしゃっていた。

小さい時からの読書、できるだけ子供に自由な時間を与えてあげること。
特に教室の中では体得できないことに時間を割くべきであるとのこと。

また、「人につくし社会につくし国に尽くす」ということを
若いうちに心の中に育んでおくことは非常に重要であるとされていた。


③異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティ

→多様な価値観を十分理解し、一方では自国の文化・歴史を理解し
話せる教養教育・自己の確立。


自分のビジネス以外(歴史・文化・教養など全世界共通のベース)
では話題がないというのでは一緒にいて意味のある人間として認識されない。



これは小島さんのいう
「国際的なステージでも自分の言葉で毅然として議論ができること」

にもつながるのだが、何はともあれ。
「自分の考えていることをしゃべるということが一番大事」。
自分の考えていることをとにかく話すことが英語なんだとおっしゃっていた。


事実、アメリカに転勤していた時は
部下がハーバード・スタンフォードという超優秀な人材だったとか。
上がってくるレポートに対してイチイチ細かく注文をつけたことで
「この人は自分の意見を言う人なんだ」と認識されていたとのこと。
自分の意見をしっかり話すことが一番重要だと力説していた。

ダボス会議では
(毎年議長にとってのテーマは話しすぎるインド人にいかにしゃべらせないか、
いかにしゃべらない日本人にしゃべらせるか)
日本人の小島さんが質問していること自体が珍しがられたとのこと。

「自分の意見をもつ×しっかりと主張する」
ことを若いうちから鍛えておいてほしいとのことであった。

うまく話せることよりも、自分の中身(コンテンツ)を伝えられるか
の方がよっぽど重要であるということであった。


【じゃあ。グローバル人材を育てるために何が必要か?】

小島さん曰く。今の日本社会では
●どうしたら受験に成功するか?
●どうすれば就職活動に成功するか?
●どうすれば失敗なく成功するか?
そんなことを考えている人ばかりだと。

大学が就職予備校みたいになってきている。

そんななかで。

そもそも小中高の教育現場に経験豊かな社会人が
入っていくのはどうなのだろうか。
という小島さんのアイデアは非常にフレッシュなものだった。
60を過ぎた方々に自分の経験を生かして頂くための場所を提供するって話。

たとえば土曜日を社会人講演の場とする。とか。
小中高校時代から「思う・考える」機会が増える。生徒の目が変わる。
社会が世界がどうなってるか、両親のためにもなるやろうなと。

大学生にとっても展開可能なお話で。
Rate Specialization.(専門家になんのは後でいいんじゃねーかという考え方)
にとっても後押しになりそうなアイデアだった。

こんな意見をお話される三菱商事では当然のごとく、

「グローバル研修制度」
(入社後8年目までの社員に半年~1年間途上国に転勤するという仕組み)

が整ってる。

たくましい若手社員が育つように
グローバルビジネスを肌で体感してもらおう!というお考えだ。
洒落とる♪

初等教育の重要性という意味では。
葛西さんは、子供たちが都会化し、
人間関係が希薄化していることを危惧し海陽学園を創設したとのこと。

いま失われている「経験」を取り戻す仕組み。
人間が接触しながらお互いにどういう気持ちをもっているか。
世の中に出たときに物怖じしない/位負けしない人間を育成しているのだそうだ。


【秋入学と就職活動について少しだけ】

とはいえ。企業の皆さんは。

秋入学を東大が始めるといったところで
いきなり日本の国際競争力が高まるわけじゃないけど
今後の教育システム/社会システム/日本の人材強化を変えていく
きっかけにはなるんじゃない?ぐらいのお考えだった。

入学/資格試験のあり方。
修業年限の柔軟化。
教育の充実。
研究面のパフォーマンス。
春季の一括採用など。
今まで普通だったことを考え直す非常にいい機会であると。

学校がこういうことを考えていると聞いて
産・官もしっかりと議論すべき。
とは三菱商事の小島さん。

これからは特に国籍を超えた議論ができるだけの精神的なたくましさが必要で。
大学だろうと修士だろうと、その基礎さえ身に付けていれば良いんだと。

大学卒業後いきなし即戦力なんて求めていないと。

そんなことで悩むよりも学生自身は
大学入学前のGT(ギャップターム)をいかに使うかを悩み。

教育機関も企業も若い世代が海外とコミュニケーションしやすい
環境をいかに創っていくかを悩むべきだと。


・・・ということで産官学+自分も自己改革にいそしむべし。

桃李言わざれども下自ずから蹊を成す。
でございますな。








2012年7月4日水曜日

Hub.





今日はツーカイ
清原さんとお互いの
頭の中のことを話した。

先日のCOYOTE CLUBにて
初めてお会いしたのだが、
場所に似つかわしくない
散歩帰りのラフな出で立ちで。

変わった方もいるもんだな
とか思ってたら。
本当にアメフトの
練習帰りだった。人だ。

リクルート→Yahoo!→旅→ツーカイ
という“Drift career”の持ち主。

およそ一回り歳上なのだが
年齢を全く感じさせない。

曰く。

アメフトの練習を通じて
学生に人としての生き方や道を
教えているから、道場と呼ぶ。

一つひとつの練習を
稽古と呼ぶんだそうだ。

普段は別々の大学で
アメフトをしている学生も
道場では同じ門下生となる。

ただ、ひとたび試合となると
互いの学校の誇りに懸けて
真剣勝負を繰り広げる間柄だとか。

そんな間柄にも関わらず。
就職活動や仕事の話となると、
互いに全く話をしないらしく。

挙句。

『そんなハナシをしてもいいんですか?』

とか聞くんだそうだ。

僕はキヨさんから
この話を聴いて非常に驚いた。

アメフトを通じて
切磋琢磨する間柄で。

『働く』とか『生きる』
なんて話は暗黙の了解で
お互いにしないって空気が
漂ってるなんて。

『しても良いかどうか』は
自分で決めれば良いコト
じゃないかと思ったりして。

恐らく。
所謂シューカツカチグミとか
ユーシューソーからすると、
彼らは話になんねーとか
一笑にふされるんだろうな。
と。

ただ。

就職活動に勝つとか
優秀/一般の違いとか
カスみたいなもんだと
改めて思った次第で。

所謂外資金融、外資メーカー、
外資コンサル、総合商社、
大手広告会社から年内内定を
貰っちゃうような先輩が居て。

一方で。

自分のやりたいことや
希望や企みを語ることも出来ず
夜な夜なTwitterで独り言を
言っちゃうような先輩が居て。

真逆に見えて本質的には
どちらが勝ちとか
全くもって無いなと。

先にやりたいことを見つけたか
まだ迷ってて決められないか。

ぐらいの違いでしかなく。
就職活動という
小さな世界の話でしかなく。

とはいえ。
スペインで起こった金融危機が
次の日には極東にまで影響する
ような先読み出来ない時代に。
人生80年!とか言われたら。

自分の将来を考え、
自分の生き方を意識して、
奇人変人含め幅広く
大人から子供まで人と交流し、
自分なりの生きてく観、
就業観ってやつを築き上げ
自分の言葉で独自の論旨を
自由に展開出来とかないと。
ヤベーのかもしれない。

それって。
就活生だけの話ではなく、
小学生でも中高生でも
チーマーでもひきこもりでも
サラリーマンでもシニアでも
あてはまりそーな話で。

『自分のやりたいこと』
について迷ったり。見つからなかったり。
知らなかったりする人全員に、
考える『場と機会』があるといいね!と。

そうして『格差』
とかいう曖昧な言葉は
消え去って『違い』が
愉しめる世の中になると
ますますといいね!と。

『やりたいこと』が
自分なりに見つかったとき
それを深めていく方法は沢山
あるんじゃねーかと。

短期間で達成出来てしまうのか。
一生かけても達成出来ないのか。
人によってやりたいこと具合も違ってくるし。

会社に入れば出来てしまうのか。
NPOやNGOで出来てしまうのか。
個人でしか出来ないことなのか。

『就職』は1つの選択肢で、
『旅にでちゃう』とか、
『事業つくる』とか、
『お金あつめる』とか、
『WEBサービス創る』とか。

自分のやりたいことを
達成する道もその長さも
人それぞれあって
全然良いはずで。

ほぼ『企業への就職』のみが
大学や専門学校、高校卒業後の
唯一の道になってしまってる
ってのはどうなんだろうと。

“dropout”すると
二度と這い上がれない社会の
仕組みってことなんやろか。

自分のやりたいことに
挑戦してみた結果。
ダメでしたーって場合、
すぐ軌道修正して
立て直せばいいよって
考えながら動いてる人もいる。

『Wantedly』
仲さんは三日坊主をすゝめ。

『連続起業家』
家入さん。

『よる昼』
高木くん。

『働き方研究家』
西村さん。

憧れのパイセンに会える!
繋がる!交流できる!と
言われて行った先が、
所謂『就活勝組』のパイセン
しかいないってのもおかしなハナシで。

ライフネット生命
出口さんが言ってたそうだが

『チンギス•ハンは帝国内では
自民族以外の民族とも平等に接し、同じ扱いをした』

と。

まさにdiversityの世界を体現してる。
あらゆる人のHub.になったチンギスハン。

ガッチガチに固まった道しか選ばない
選べないという小さな世界から抜け出して。

「こんな生き方やこんな働き方もあるんよね」
ってのを学生を中心に社会人やニート、
ヤンキーやひきこもりも一緒になって
愉しめる場所と機会を
全力で創っていきたいなーとか。
そんな人(Hub.)になりたいなーとか。

むにゃむにゃ考えるいい時間でした。






2012年7月3日火曜日

替えの効かない仕事。




昨年の術後、
だいぶ痩せた。

親父と僕は月に一度、
ふらっと昼メシを一緒に
とることにしていて。

ここのところ約1年間
おやすみしていたが、
昨日の昼。復活した。

親父の仕事場は品川。
海運の仕事をしている。
そこからわざわざ
僕の仕事場、東銀座まで
出て来てくれたりする。

復活記念に
親父と僕は「うなぎ」を
チョイスした。

鰻屋「登三松」。

約1年前も同じような
蒸し暑い日に暑苦しく
話しながらうなぎを
食った場所だった。

おかんの話や
僕の家族の話。
お互いの仕事の話など。
ひさびさに親父と少しだけ
ゆっくり話した。

Keep it on.とのことだった。

うなぎを食った後は
コーヒーショップ<喫茶店
の親父と古びた店に入った。


親父の仕事=海運。

曰く、AUSやNZなどを
中心にしたニッチな
航路をmanageしていたが、
このたび「顧問」という
肩書きが付いたと。

僕はすかさず聞いた。
顧問って何をすんのか?と。

親父曰く。
要はゆっくりしといて下さい
ゆうことやと。

海運の仕事も
オモロいけどな、
もうやり切った感じするわと。

ときに海運の仕事は、
扱うモノは違えど。
広告会社の仕事に少し似ている。

クライアントとユーザーの
間に入り。

●荷物(メッセージ)を
●効率的(魅力的)に
●最適経路(接点)で
●最適時間(タイミング)で
●届ける(伝える)か

をplanningし実施すること。

信頼の積み重ねが
仕事に繋がるということが
非常に大切にされる仕事。

海外への出張も国内出張と
同じようにあり、
需要があれば新規航路を
ぶち上げることもある。

非常にやりがいのある仕事だろうと思う。
その業界でカレコレ30年以上。

その親父が
「安い賃金で高オペレーションの国」の人間に
取って代わられる仕事になってきた、と嘆く。

海運大手のMaerskや、MSC
ほとんどの仕事が流れ、
中堅以降の企業にとっては非常に厳しい時代だと。

親父の会社のように大手が
手を出さないような
特殊な航路やニッチな航路で
生き延びるしかないと。

社内業務においても、
昔はバリバリ言わせていた
海運マンが行ってきたことも
最近は様変わりしてきており、
派遣やオペレーターに移行しているという。


ただ。と。

時代が変わっても海運マンとして
第一線でやってきた人間は
不要かというとそうでもない。

●海外との特殊交渉
●企業の方針を示し実践する

ことにおいては、オペレーターの
マニュアル化した業務とは
一線を画す。


録音された声を聴いて
オーダーをする企業もあれば、
やっぱり直接人と話をして意見を交換し、
納得してオーダーするという企業もある。


そこに人がいるかどうか。

積み重ねた地道な実績と信頼が
人をつなげ、新しい仕事に続いていく。

ただし、過去のやり方や方法に
とらわれてばかりでは
船と同じく沈んでしまう。

時代に合った方法を
取り入れるべき領域や業務もあるので
人をベースにその時々で
柔軟に対応していくことが出来ないといかん。

そして。

対応できない人間が取って代わられ、
柔軟に対応していく人間の仕事だけが
替えの効かない仕事になる。

10年先に自分がどんな仕事をしているか
をイメージしながら仕事に精を出せ。とのこと。

そんな親父は、
今年で引退する可能性が高い。

おかんとふたり。
余生を楽しめるだけの金銭的余裕と
知的欲求を満たすために、
司法書士や行政書士の勉強を始めるとのこと。

それは今までの仕事以上に
替えの効かない仕事だわな。

しかし。弁護士でも替えが効く仕事になってきているとも聞く。
いったいどんな仕事が残っていくんだろうか。


Anyway,thanks. 親父。













2012年6月29日金曜日

COYOTE CLUB.


今晩は、学生ではなく。
社会人。

それも会社を代表する
人事の方々の前で
トークセッション形式で
お話をさせて頂きました。

COYOTE CLUB
という会員制のビジネス
クラブにてADK SO℃IALの
お話を炸裂させて
頂いたわけです。

印象的ですが、
これからミヤタケが
したいこと。
について話したコトを。

皆さんが予想以上に
真面目に聴いて下さっていた
ことがイチバン嬉しく。

採用って人事だけじゃなく。
会社のエネルギー源に
なる若い才能に。
会社全体で投資すること
ですよね!とか。

学生は世論に振り回されて
自分のことなのに
働くとか生きるとか。
考える機会に恵まれてない
気がしてます。とか。

じゃあ、インターンとか
研修とか説明会とか、
同じ思想を共有できれば
別に会社の枠を超えて
一緒に考えてもいーよね!
とか。

働く?生きる?どーゆー
人間になりたい?とか。
もっと泥臭く語り合う機会を
年次問わずできねーか?とか。

ミヤタケ的妄想の
世界のハナシに面白い!
一緒にやりたい!
と賛同してくださる方々が
予想以上に多く。

なんだかこれから
ますます楽しみだなぁと。

日経新聞の経済部の記者さんも
近年の雇用環境や就職意識に
ついて問題意識を抱えておられ。

世の中に不器用ながら
働くって?生きるって?を
社会人や学生を混ぜ込んで。
マジメに考えてもらったり
問うたりする機会を
増やしていけそうな
気がしたのであります。

少しだけ緊張しましたが
こういう機会には積極的に
自分の考えてることを
丸出しにするといいなと。

自分の考えてることが
世の中的にどうか?
を知ることができる非常に
有意義な時間となりました。

こんなクソ人事に
ハナシをさせてくれた
COYOTE菊池さん、竹村さん。
本当に有難うございました。

引き続き。
宜しく企んで参りましょう。